見れば、なぜか殺人鬼家族を応援したくなる【マーダーライドショー2デビルズ・プロジェクト】懐かしのホラー映画レビュー(ネタバレあり)

懐かしのホラー(~2010年頃)

※画像引用元:マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト | ソニー・ピクチャーズ公式

2005年のバイオレンス・ホラー映画。
他人には血も涙もない彼らだけど、家族愛だけは誰よりも強い。

気付けば、彼らを応援している自分にゾッとする映画です。

この映画の監督のロブ・ゾンビは、ホラーのセンスがかなりあるなぁと、感じます。

リメイクしたハロウィン(2008年公開)も良かった。
わたしの好みにドンピシャなんです。
ワクワクしながら、見ました🙌✨

前作の〝マーダーライドショー(2003)〟は、ちょっとカルトっぽい雰囲気だったんだけど、続編である今作はまるっきり雰囲気が違ってて、びっくりしました。

なんか、あったのでしょうか。笑

【ストーリー】

殺人一家のファイアフライ家は、冒頭から警察に家を包囲されています。
これまでの殺人の罪で逮捕しようとする警察官相手に、一家は自分たちの家に立てこもり激しい銃撃線を繰り広げます。

この銃撃戦で生き残った兄のオーティスと、妹のベイビーは父のキャプテン・スポールディングと合流し、逃亡生活を送ります。

しつこく迫る警察官に、3人は最後まで逃げ切れるのでしょうか?

【生き残った3人】

父親  キャプテン・スポールディング
普段は白塗りの顔で、おでこに書いた眉まで青いアイシャドウをデカデカと塗ったメイクをしている。
今回は、素顔のまま逃亡中

兄のオーティス
長髪髭面。オーラからしてキチガイの犯罪者臭がプンプンする。

妹のベイビー
スタイル抜群で、ぶっ飛んでるセクシーな美人さん。

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逃亡中の3人
出典:https://www.sonypictures.jp/he/824170

この3人を必要に追いまわす、警察官がいます。
ダニー・トレホも出演。
今作では警察官に雇われて、3人を捕まえる殺し屋役で登場します。

ダニー・トレホの存在感は、唯一無二。
この方がいるだけで、バイオレンスに磨きがかあかります。

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ダニー・トレホ  出典:https://www.carolyatesart.com/111797576.html

こんな人に追われたら、人生諦めちゃうわ。笑

【自由気ままな逃亡生活】

逃亡中の3人は息を吸うように、出会った人たちを殺していくという逃亡生活を繰り広げます。

モーテルでたまたま出会った音楽隊の家族を理由もなしに惨殺します。

殺して夫の顔の皮を剥いだ皮膚で作ったマスクを嫁に被せたり。
嫁はマスクを被らされたまま、そのまま部屋に取り残され、清掃しにきた従業員を驚かせて外へ飛び出します。

必死で逃げているのかパニック状態の彼女の背景にはジリジリと映し出された太陽が。

そのまま道路まで走り続け、トラックに轢かれるというなんとも後味の悪い最後の瞬間。

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夫の顔マスクを被せられた妻
出典:https://www.carolyatesart.com/111797576.html

ファイアフライ家の残虐さがこれでもかと伝わります。

ベイビーは、この音楽一家を殺す前に生意気なことを言った一家達の前でシーンズを脱ぎ、お尻を丸出しにし、自分で自分のお尻を叩き「やってみろ!」みたいに挑発するんだけど、そのシーンが豪快すぎて‥
キャハハと笑う顔も無邪気で可愛すぎるという、人を狂わす魅力を持っております。
(多分、私だけ。笑)

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右▶︎無邪気な殺人鬼ベイビー
出典:https://www.sonypictures.jp/he/824170

【ラストに砕け散る3人】

兄を殺され復讐に燃える警察官がいますが、このキャラもなかなか悪者っぽい顔立ち。

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復讐に燃える警察官
出典:https://www.sonypictures.jp/he/824170

途中、一家を追い詰めて捕まえることに成功しますが、椅子に縛って拷問するんですよ。
ハンドタッカーでベイビーにグギを打ち込んだりします。
「やめろ、俺にやれ!」とベイビーを庇う父や兄の言葉が響き渡ります。

他人はどうでもいいが、家族だけは何よりも大事なんですよね。
この方達。

しかし、次第に殺し屋を雇ったり殺人鬼を捕まえて拷問する警察官が悪者に見えてきます。

あれ、洗脳されてるんかな。
あたし。笑

一家のもう1人の生き残りである奇形のタイニーに3人は助け出され、またもや逃亡します。

車で逃走中、とうとう追い込まれた3人は前にいる警官たちに向かって銃を撃ちながら突っ込んでいくという決断をします。

そこには、誰にも縛られない・好きな時に人を殺して自由に自分らしく生きていくんだと言わんばかりの強烈な3人の生き様が映し出されます。

自由に生きれないなら、死んでもかまわないと言わんばかりに銃を撃ちまくる姿にうっすら涙が・・

でません。笑

生き方は自由だが、人を殺しちゃダメなのよね。

しかし、このラストシーンがとても感動的に作られているので、なぜかこの3人に向かって感情がシフトしていく作りになっているんですよ。

生き様がかっこいいなと、不思議と思えちゃうんですよね。

まぁ、フィクションですから。

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オーティスとベイビー
出典:https://www.sonypictures.jp/he/824170

ベイビー役の方は、ロブ・ゾンビ監督の奥様だそうで。
シェリ・ムーン・ゾンビさんという名前です。
お揃いでゾンビを芸名に入れるなんて、そんなセンスが好きです🤟

彼の監督する作品には、ほとんどこの奥様が出演しています。

この映画は追われる殺人鬼に焦点が当てられているので、追う警察官が悪者に見えてくるという立場が逆転していくストーリーになっています。

わたしは、その発想の転換に興味を持ち、とても楽しめました。

ただ、この映画の魅力を語りすぎると変人扱いされるんだろうなと思うとコアなホラー映画好きにしかおすすめできません。笑

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夢に出てきたら泣くわ。笑
出典:https://www.sonypictures.jp/he/824170

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